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O2OとファッションEC

今日は東京ビッグサイトで開催中のファッションワールド東京へ行ってきました。

ファッション系の見本市です。

ファションブランドを立ち上げた知人が初出展しているので、ちょっとからかいに行ったのと、

取引している国内メーカーさんが出展しているので、ご挨拶してきました。

 

セミナーもたくさんやっていて、私はスタイラーの小関翼氏のセミナーを聴いてきました。

スタイラーとは、O2O向けのSNSアプリを配信しているスタートアップ企業です。

http://stylermag.link/

ファッション店舗のスタッフさんって、接客はもちろん、品出し、返品、掃除、DM書き、数字のまとめなどやることが沢山あるんですが、最近はブログやインスタに投稿してファンづくりすることも重要な業務の一つとなってきています。

そんな実店舗のスタッフさんでも簡単に記事をアップすることができて、しかもYahooニュースなどに配信もしてくれるアプリらしいです。

WEARとかインスタの3倍の集客効果があったとのこと。

 

O2Oというのはご承知のようにオンライン to オフライン、またはオフライン to オンラインのことですから、実店舗を持っていなければ成り立ちません。

なので私のようなネット専業には直接関係ない会社ではあるのですが、小関氏のセミナーの内容は非常に参考になりました。

ていうか、少し危機感を感じました。

内容は大きく2つあって、1つはファッション市場はいまだにオフラインが圧倒的に多いということ。

ファッション商材のEC化率は2020年の予測でも日本は8%、米国ですら12%にすぎないということです。

 

2つめは接客botの話です。

最近はEC業界でも、AIを使った接客botが先進的な企業で取り入れられ始めています。

botがECに足りない接客力を補ってくれるんではなかろうか、ということで話題になってるんですね。

こんな感じのやつです。

https://liginc.co.jp/308761

 

しかし実際のbotは検索と大きな違いはなく、だったらAmazonで検索した方が早くね?ということになるのでは、ということでした。

 

まとめるとファッション市場ではO2Oをうまくやっている企業が伸びている。

だからスタイラーのアプリを使いましょう(笑)という結局自社の宣伝をうまくやっていた気はしましたが、参考になる話ではありました。

 

我々のように実店舗がない企業が、どうやってO2Oを真面目にやっている企業と闘っていくのか?

この命題は真剣に考えた方が良さそうです。